転勤について考えてみた

お久しぶりです、たまたんです。

 

本職の方で先日三重県への転勤を伝えられたため、現在までの経緯をまとめます。

《転勤を告げられた時》

え、まじか…親戚も知り合いもおらんとこやんけ…

どうしよ…

ただ、今住んでいるところからめちゃくちゃ離れてるわけでもないし、

週末に電車に実家に帰れる距離だし…

新しいところで頑張るしかないか…住みやすいところなんか?そもそもY市って地図上でどこなんや?あとで家帰って調べてみよ

 

《帰宅中》

正直あんまり気が進まないな(直後の素直な感想)

いや、待てよ…このタイミングでなら退職しやすいのではないか??

家についたら落ち着いて、このタイミングで退職するメリット・デメリットを紙に書き出して1人で考えてみよう

 

《帰宅後》

頭の中で考えているだけではいつまでも堂々巡りになる気がしたので、ひとりで2時間程度上記のメリット・デメリットそして自身の感情について整理してみた。

このタイミングで退職する

・メリット

 退職を宣言しやすい。

 現在の土地(都市部)に住み続けられる。

 → 都市部に生活することによる恩恵を受けられる。

  様々なチャンスの場が多い

 現在の人間関係を継続できる。

 副業を気兼ねなく始めることができる。

 

・デメリット

 生活資金の調達手段を考える必要がある。(職を失う)

 

退職しない

・メリット

 家賃を下げつつ、より広い家を借りることができる。

 貯金が貯められる。

 安定した生活が継続できる。

 新しい土地で生活することにより、新たな価値観を得られる可能性がある。

 

・デメリット

 独立したいという望みを実現するまでの時間が少なくとも2.3年伸びる

 退職するということが言いだしにくくなる

 人間関係がほぼ0からのスタートになる

 実家から遠ざかる

 様々な施設がそろっていない為、何をするのにも不便になる。

 交通費がかさむ。

 

このように1人で箇条書きにし、個人的には辞めようと考えた後に、友人3人に相談。

その結果、今の貯金額&次の収入源の目途がたっていない状態で辞めるのは無謀すぎるから今は退職しない方がいいという意見や現在の土地と転勤先の土地では同じ一年でもやはり都市部の方が何かと得られることが多いから今の土地に残った方がいいという意見をいただいた。

 

《そのあとさらに1人で調べたり、考えたりしてみて》

選択肢① このタイミングで退職する

選択肢② 転勤し、移住先で2年ほど独立の準備+家賃や物価のやすい環境で貯金(300万程)

     を貯める。貯金ができ、次の仕事の準備が整ったら退職する。

選択肢③ 今の職を継続

 

の三つの選択肢に絞り、比較してみた。

まず、選択肢③は今の仕事が職業柄今後いつ転勤させられるか分からない状態が定年まで続くことが個人的に受け入れられない点である。家庭ができたときに転勤し続ければ、単身赴任になる上、40-50歳代で数年置きの全国レベルでの転勤は体力的にも厳しいと考えるからである。

 

選択肢②現実的で多くの人は私と同じ状況ならこの選択をする人が最も多いだろうと思う。貯金額100万少し+月の支出合計20万前後の現状では節約に徹底しても半年ぐらいが限度になってしまうことに加え、次の働き場所が決まっていない、副業での収入が0という現状ではこのタイミングでの退職は無謀な決断になる。そのため、もうしばらく現在の仕事を継続しながら、しっかり時間をとって次の仕事の準備を進めてから退職する方が安全という考えによるものである。しかしながら、この選択肢のメリット/計画と考えていたところが揺らいできたのでその理由を下記にまとめる。

 転勤先の方が都市部から離れるため、家賃+物価が下がり、お店や人付き合いも減るので支出が大幅に減らせ、貯金がしやすいというのがこの選択肢のメリットの一つであった。しかし、家賃は確かに下がるが物価は対して変わらない。性格的に人付き合いの少ない環境で過ごすとストレスがたまるため(チャンスや成功は人との関りから始まる、1人で家に引きこもり活動していてもモチベーション等も上がらず、なかなか成果が出にくい)、人間関係を広げる活動をし始めることが予想される。さらに、不便であるため、何をするのにも遠くまで出かけなければいけなくなる為、交通費がかさむ。以上のことを踏まえると自分にとっては必ずしも転勤先での生活が貯金がたまりやすい環境であるとは限らないのではないかと考えたから。

 また計画についてはその実現自体が難しいのでは無いかということ。2年間、転勤先で生活をすると向こうで人間関係が広がり、居心地がよくなると退職して都市部にまた戻ろうという考えが薄れるのではないかと思う。さらに、年齢的にも2年経つと29歳となり、年齢的にも新しいことに挑戦しようという野心よりも安定を求める考え方に自然と移行してしまうのではないかということ(新しいことに挑戦するなら早い時期に始めた方が得なのは言うまでもない)。以上の懸念点より、当初のしっかり貯金しつつ、次の職の準備を進め、準備ができたら転職するというのは、余程精神力が高くないと2年後に実現することが困難ではないかと考える。

 

選択肢①上でも述べたようにこの中で最も無謀な選択肢である。この選択肢をとる場合は無謀さを少しでも軽減するため、退職までのしっかりとした準備や計画が重要になる。いつ辞めるのか?辞めた後の生活資金のやりくりはどうするのか?退職後の1週間の生活はどのようになっていると想定されるか?次の仕事は何をするのか?などといった点である。しかし、この選択肢が個人的に最もいい意味でわくわくし、やってみたいと思ってしまう。現在の方向性としては一度副業可かつ残業がない職種に転職し、生活自体はそちらの収入で安定させ、副業のみで生計を立てられるようにプライベートの時間で活動する(YouTube, 撮影, 編集など)。副業である程度生活できる見込みが立ってきたら、本職をやめてしたい仕事のみに専念するというのが今考える現実的で無謀さも抑えられた方法ではないかと思う。

 

この選択肢①を実現させる方向で、今後準備を進めていきたいと思う。