スマホの使用は悪なのか?

スマホの使用は悪なのか?

 

 現代の世の中では、ほぼなくてはならない存在となったスマートフォン。小型でポケットに入るサイズであるため、どこへ行くのにも容易に持ち運ぶことができる。さらに、出先での連絡、調べもの、交通手段などスマホを軸とした社会となっている。さて、今となっては一人一台が当たり前となったスマホだが、最近あまりにスマホの定着度が高いことから、依存症という言葉がささやかれるようになった。それだけ便利なスマホがなぜ問題視されるようになったのか?それは少しでも暇な時間があれば、スマホを触る。食事中や何か作業をしている時も常にスマホが取り出せる状況にないと不安になる人が増えてきたからである。ここまでスマホに依存すると、様々な悪影響がでてくる。周囲の変化に気づけない、調べることが前提となっているため、物事を覚える力が低下する、注意力が散漫となり、目の前の作業に集中できないなどといったものだ。

 

 そこで、最近はデジタルデトックス呼ばれる、敢えてネット環境から離れる時間を設けることが大切だと言われるようになった。その効果は、集中力の向上、脳の休息、睡眠の質の向上など多岐に渡る。

 

 ところで、現代人が1日のうち自由に使える時間がおよそ4時間程度だと考えられている。その4時間をどのように使うかで、その人の人生が変わるといっても過言ではない。

 

 しかしながら、私は一概にそのスマホ利用時間を減らせばいいというものではないと考える。目的をもってスマホを使用する場合、有益な使い方であるだろうが、目的もなく一見だらだらとスマホを眺めている場合でも、思いがけず新しい発見を得ることで仕事のアイデアにつながったり、生活を改善する新たな情報を得られる可能性もあるためである。こういった予期しない画期的な発見は自身が目的をもって検索をしている場合にはないものである。しかし、その境目が難しい。だらだらとスマホを使用する時間が無駄ではないとしても、つい時間を忘れ、寝るのが遅くなるなど別のところに悪影響を与える場合が多々ある。そのため、私はスマホの使用時間をとにかく無条件に減らせばいいのではなく、なんらかの基準にのっとった形で使用時間を制限するべきであると考える。

 

 また、有意義な時間の使い方という観点では、理論的には上記の4時間をすべて自己投資の勉強の時間に費やすことが最善であるわけだが、果たしてそんなことが可能だろうか?というのも全て自己投資ということは、仕事中の休憩時間に勉強し、仕事が終わり帰宅し、スーツを脱いだら晩御飯まで勉強。晩御飯を食べ終わったら、休む間もなく風呂に入り、風呂から出たら就寝時間まで全部勉強。短期的にはできたとしても、誰がこんな生活をずっと続けられるのか。スマホを触らない時間を作るのは大切だが、スマホを触らない時間全てが自己投資に変わるわけではない。このような理由からもスマホとその使用者は適切な距離感を保つべきである。

 

結論

 スマホの利用制限について考える場合は、制限することのみに意識を向けるのではなく。その先の制限することによりできた空白の時間で何をするか?にも意識を向けるべきである。できた空白の時間に自分は何をしたのか?を記録しておくことで、その価値を感じることができるかもしれない。例えば、溜まっていた本を読むかもしれないし、昼寝に充てたなら、体・脳の休息の時間に変わる。一人暮らしではないなら、同居人と会話する時間も増えるかもしれない。試験的にスマホを触らない1時間を設けたとして、その1時間ずっと棒立ちしていたり、何をするでもなくロボットのように静止している人はいないはずである(ぼーっと過ごすにしても、そのような頭を使わない時間は瞑想と同様、脳の休息の時間となる)。脱スマホをやり始めて最初の2,3分は暇で苦痛に感じるかもしれないが、次第に視界に入った机の上の置きっぱなしの物が気になり、それをきっかけに部屋の片づけを始めるかもしれない。そのように一度無理やりスマホを触らない時間を作ってみて、自然と生まれる自分の行動を観察してみるといい。そこから、各個人のスマホとの付き合い方・適切な距離感を考えてみるのはどうだろうか。

 

行動を変えると、習慣が変わる。

習慣を変えると、考えが変わる。

考えが変わると、人生が変わる。

 

 

転勤について考えてみた

お久しぶりです、たまたんです。

 

本職の方で先日三重県への転勤を伝えられたため、現在までの経緯をまとめます。

《転勤を告げられた時》

え、まじか…親戚も知り合いもおらんとこやんけ…

どうしよ…

ただ、今住んでいるところからめちゃくちゃ離れてるわけでもないし、

週末に電車に実家に帰れる距離だし…

新しいところで頑張るしかないか…住みやすいところなんか?そもそもY市って地図上でどこなんや?あとで家帰って調べてみよ

 

《帰宅中》

正直あんまり気が進まないな(直後の素直な感想)

いや、待てよ…このタイミングでなら退職しやすいのではないか??

家についたら落ち着いて、このタイミングで退職するメリット・デメリットを紙に書き出して1人で考えてみよう

 

《帰宅後》

頭の中で考えているだけではいつまでも堂々巡りになる気がしたので、ひとりで2時間程度上記のメリット・デメリットそして自身の感情について整理してみた。

このタイミングで退職する

・メリット

 退職を宣言しやすい。

 現在の土地(都市部)に住み続けられる。

 → 都市部に生活することによる恩恵を受けられる。

  様々なチャンスの場が多い

 現在の人間関係を継続できる。

 副業を気兼ねなく始めることができる。

 

・デメリット

 生活資金の調達手段を考える必要がある。(職を失う)

 

退職しない

・メリット

 家賃を下げつつ、より広い家を借りることができる。

 貯金が貯められる。

 安定した生活が継続できる。

 新しい土地で生活することにより、新たな価値観を得られる可能性がある。

 

・デメリット

 独立したいという望みを実現するまでの時間が少なくとも2.3年伸びる

 退職するということが言いだしにくくなる

 人間関係がほぼ0からのスタートになる

 実家から遠ざかる

 様々な施設がそろっていない為、何をするのにも不便になる。

 交通費がかさむ。

 

このように1人で箇条書きにし、個人的には辞めようと考えた後に、友人3人に相談。

その結果、今の貯金額&次の収入源の目途がたっていない状態で辞めるのは無謀すぎるから今は退職しない方がいいという意見や現在の土地と転勤先の土地では同じ一年でもやはり都市部の方が何かと得られることが多いから今の土地に残った方がいいという意見をいただいた。

 

《そのあとさらに1人で調べたり、考えたりしてみて》

選択肢① このタイミングで退職する

選択肢② 転勤し、移住先で2年ほど独立の準備+家賃や物価のやすい環境で貯金(300万程)

     を貯める。貯金ができ、次の仕事の準備が整ったら退職する。

選択肢③ 今の職を継続

 

の三つの選択肢に絞り、比較してみた。

まず、選択肢③は今の仕事が職業柄今後いつ転勤させられるか分からない状態が定年まで続くことが個人的に受け入れられない点である。家庭ができたときに転勤し続ければ、単身赴任になる上、40-50歳代で数年置きの全国レベルでの転勤は体力的にも厳しいと考えるからである。

 

選択肢②現実的で多くの人は私と同じ状況ならこの選択をする人が最も多いだろうと思う。貯金額100万少し+月の支出合計20万前後の現状では節約に徹底しても半年ぐらいが限度になってしまうことに加え、次の働き場所が決まっていない、副業での収入が0という現状ではこのタイミングでの退職は無謀な決断になる。そのため、もうしばらく現在の仕事を継続しながら、しっかり時間をとって次の仕事の準備を進めてから退職する方が安全という考えによるものである。しかしながら、この選択肢のメリット/計画と考えていたところが揺らいできたのでその理由を下記にまとめる。

 転勤先の方が都市部から離れるため、家賃+物価が下がり、お店や人付き合いも減るので支出が大幅に減らせ、貯金がしやすいというのがこの選択肢のメリットの一つであった。しかし、家賃は確かに下がるが物価は対して変わらない。性格的に人付き合いの少ない環境で過ごすとストレスがたまるため(チャンスや成功は人との関りから始まる、1人で家に引きこもり活動していてもモチベーション等も上がらず、なかなか成果が出にくい)、人間関係を広げる活動をし始めることが予想される。さらに、不便であるため、何をするのにも遠くまで出かけなければいけなくなる為、交通費がかさむ。以上のことを踏まえると自分にとっては必ずしも転勤先での生活が貯金がたまりやすい環境であるとは限らないのではないかと考えたから。

 また計画についてはその実現自体が難しいのでは無いかということ。2年間、転勤先で生活をすると向こうで人間関係が広がり、居心地がよくなると退職して都市部にまた戻ろうという考えが薄れるのではないかと思う。さらに、年齢的にも2年経つと29歳となり、年齢的にも新しいことに挑戦しようという野心よりも安定を求める考え方に自然と移行してしまうのではないかということ(新しいことに挑戦するなら早い時期に始めた方が得なのは言うまでもない)。以上の懸念点より、当初のしっかり貯金しつつ、次の職の準備を進め、準備ができたら転職するというのは、余程精神力が高くないと2年後に実現することが困難ではないかと考える。

 

選択肢①上でも述べたようにこの中で最も無謀な選択肢である。この選択肢をとる場合は無謀さを少しでも軽減するため、退職までのしっかりとした準備や計画が重要になる。いつ辞めるのか?辞めた後の生活資金のやりくりはどうするのか?退職後の1週間の生活はどのようになっていると想定されるか?次の仕事は何をするのか?などといった点である。しかし、この選択肢が個人的に最もいい意味でわくわくし、やってみたいと思ってしまう。現在の方向性としては一度副業可かつ残業がない職種に転職し、生活自体はそちらの収入で安定させ、副業のみで生計を立てられるようにプライベートの時間で活動する(YouTube, 撮影, 編集など)。副業である程度生活できる見込みが立ってきたら、本職をやめてしたい仕事のみに専念するというのが今考える現実的で無謀さも抑えられた方法ではないかと思う。

 

この選択肢①を実現させる方向で、今後準備を進めていきたいと思う。





最近の変化と今後の目標

神・時間術を読んだレビュー

時間は一定の量が常に流れているのではなく、密度の濃い時間帯薄い時間帯がある。

朝の時間が最も集中でき、作業がはかどる時間帯である。この時間帯に自分にとって重要な仕事、作業を行い、午後からの集中力が落ちてきたタイミングで余り集中力を必要としない作業を行うようにすることで一日にこなせる作業量が増える。

朝にテレビを見る、メールチェックをするなど集中力を必要としない作業を行うのは避けること。このように高い集中力を発揮できる時間帯を意識して仕事のスケジュールを組む。

また、高い集中力を発揮するにはリラックスした時間を持つことも重要である。

弛緩した時間を持つことができるからこそ集中する時間も生まれてくるのである。時間術を見直して仕事の効率を上げる。しかし、時間術を使って生み出した時間を仕事に使うことは避けるべきだと書かれている。仕事はあくまでも決められた時間内で行う。その時間内の作業効率を上げる。空いた時間は自分のしたいこと(能動的娯楽)に費やすべきである。こうすることで一日の中で弛緩した時間を持つことができ、人生に幸福感を感じることができる。娯楽には受動的娯楽もあるが、これには時間を使ってはいけない。自分のプラスになる考え、楽しみを求めていく作業が高い集中力を発揮する訓練となる。ここで身に着けた力が仕事に活きてくる場合があるからである。

 

今の考え方と一日の目標

 9月末より片づけを始め、ミニマリズムについて学んできた。そしてこの今日までの2カ月少しづつ家の片づけを進めていくことで、生活に変化が感じられるようになった。物を捨てることでいかに今までの自分が不要なモノ・コトにお金時間を使ってきたのかを知ることができた。これまで友人や親に物が多いと言われてきたが、自分自身物が多いと感じたことがなかった。ところが実際に片づけを通して自分の部屋にあるものを見直してみると、同じ調味料が複数あったり、期限が切れて明らかに必要のない書類があったり、いつか使うと思い一年以上使っていないものなどがたくさんあった。こういったものを捨てていくだけで明らかに部屋がすっきりとし、探し物や家事の時間が短縮できたため、すぐに片づけによる生活の変化を感じることができた。このことから無駄なものを手放すことの大切さを感じ、ミニマリズムという考え方を学び始めた。このころには誰が見ても明らかに不要なモノは処分し終わり、まだ使えるけど今の自分には必要のないものを処分するようになりだした。このレベルの片づけをし出すと、今の自分は何に興味があるのか?今の自分に必要なものは何か?を常に意識するようになり、普段の買い物もあった方が良さそうとかに惑わされず、本当に必要なものにだけお金を使えるようになってきた。ミニマリズムとは最小限主義とも言われるが、ただ単に物を減らす/節約することを目的としているのではないことを理解できた。自分と向き合い、自分に必要なものを見極め、無駄なことにはお金は使わず、その代わり自分にとって必要なことにはしっかりお金と時間を使うことだと理解し、そのメリットを感じるようになった。特に最近、部屋の物を減らすことで、視界に入る雑念が減り、しなければいけないこと/したいことに集中できるようになった。余計な片づけやしたいことが定まっていないがために思いついたこと視界に入ったものに時間をとられてしまうといったことがなくなり、自分の自由時間が持てるようになった。そして散らかった部屋でなんとなく過ごして時間が来たら寝るのではなく、何時くらいに寝るそれまでに何時間の自由時間があるから今日は本を読んで、疲れたらペットの世話をして、寝る前に違う本を読んで過ごそうと考えられるようになった。以前より、自分の時間を自分でコントロールできている実感があり、充実したと感じられる日が増えてきた。

 今後は、もう少し部屋の物を減らしたいと考えている。まだ、不要なモノがあり必要なときにすぐに取り出せない、何がどこにあるのかを完全に把握しきれていないためである。さらに、今後の目標のために生活習慣の見直しも行っていきたい。朝のルーティンを決める、毎日n時間本を読む時間をとるなど毎日続けていきたい習慣を決めると同時にそれが義務に感じないよう臨機応変に使える時間の余裕も持たせたい。これまでは考え事の時間が多くなっていたが、最近の考え事の結果もうある程度のレベルには達したので、あとはどれだけ学んだことを行動に移していけるかという段階に来ているように感じる。と言っても堅苦しいものではなく、ミニマリズムを通して自分と向き合い、自分のしたいことをはっきりさせ、自分のしたいことをいつかできればいいなではなく、したいなら今やるという姿勢に変えていくだけである。これがしたい!と思ったときにすぐに行動に移せる金銭的、時間的余裕をできる限り生み出し、思いついたらすぐ行動することを心がけるだけで今の生活がもっと楽しくなると思う。(決して楽になるわけではないが、充実感/満足感が感じられるだけで人生は幸せになると考えている)

ゴールからの逆算でこの先のやるべきことを考える

 

ゴールからの逆算でこの先のやるべきことを考える

 

これまで就活の時期から自分について将来について様々な考え事を行ってきた。

その結果、自分が満足するためには企業の一社員のままではいけないのではないかと考えるようになった。

それ以降考え事を進めてきたが個人で活動し、ある程度の収入が得られるまでの活動費の問題に直面し、さらにもし今の職場をやめて別のことを始めるとしてもそれだけの決断ができる自信がないことに気づいた。考え事は続けていくが、いつまでも考えているだけでは意味がない。どのタイミングでどのような状態になったら行動に移すべきなのか?という疑問が湧いてきた。

そこで、今回はゴールからの逆算で考え、仮定を用いることで決断するタイミングについての考え方の答えが出るのではないかと考えた。

 

逆算

独立したい←そのためにはお金がこれだけ必要

← じゃあ、もし今偶然それだけのお金が手に入ったとしたら(仮定)、具体的にどういう行動にでるのかすぐに思いつくか?

 

普段からこの仮定を思い出して今の自分の状態を測ることが大事だと思う。

もし、明日宝くじで独立するのに十分な資金が突然手に入ったら?資金提供をするという人が現れたら?個人で活動したいと思っていながらそういった突然現れるチャンスをものにできないことを意味する。

独立したいと思っていてもそのための環境が整った時に何するか分からないようでは今大胆な行動に出るべきではない(まだ十分な準備ができているとは言えないから)。

(考え事を継続し、今の職場から次の状態に自ら移るつもりではあるが、自分で行動に移す前に何気ないところにそのきっかけはあるかも知れない。なにかしらのきっかけさえあれば、すぐに行動に移せる準備をしておくというつもりで考え事を行うのがいいと思う。)

先のことは誰にも分からないが、必ずその分からない未来に対して決断し、行動に移す時がくる。考え事はその決断を本当のテキトーやノリからある程度戦略をもったものにする(精度を高める)ために重要であるが、考え事のみではいつまでたっても現状は変わらない。

 

では、どうなれば行動に移してもよいのか?

 

それは上の基準で考えるのが良いのではないかと思う(異論は認める)。

考え事を繰り返す中で、もし、今その願いが叶うならさらにその先に向けて何をしたい?っていう問いに対して即答できるなら実際に行動に移していい段階なのではないか

 

企業にあたってこのような不安もでてきそうだ。

企業したい しかし、今の自分に社長としての能力があるのか?

こんな問いをたてても意味はないと思う

社長として働いたことがない人にはそんな能力はない。その役割を担っているうちにその役職に適した行動、考え方が備わっていくというところも多いと思うからである。これがとりあえずやってみれば、なんとかなるってことなのではないか

 

ここで初めのテーマが大事になる

とりあえずやってみる のそのとりあえずといっても何から?ってなってるレベルならまだやらない方がいい

なにするのかすら分からないならまだその段階には達していない。

 

まとめ

まず、たくさん考え事。もしそれが叶ったら何がしたい?っていう問いにすぐ答えが出せるとこまで、

次に、行動開始。ここまできたら自分がうまくやれるかは気にせずに(これから進んでいくタイミングでそんなこと考えても仕方ないので)、あとはやってるうちにそれらしくなっていくと信じてやる。

 

こんな感じだと思います。



現状と働く意味について

現状と働く意味について

今の仕事には不満を感じている。そして、自分自身がより楽しめる人生をいきるためにここで一度自分が何を求め、どうするべきなのか整理したい。

 

まず、現状について

大学院を卒業し、派遣会社に就職し、社会人に2年目である。

仕事内容は派遣先の会社で指示された内容のプログラムを作成することである。

給料は同年代の中では高いほうであり、残業もないため同じ会社勤めの人の中では恵まれた環境であると思う。

 

しかし、全てが満たされているわけではない。

不満な点をあげていく。

まず、一つ目。派遣社員という立場。普段働いている職場での正社員ではないため肩身が狭い、よその会社の中にいてるという精神的な落ち着きのなさが伴う。また、その立場故に、職場での業務内容は指示されたものばかりであり、成果を上げても位があがることは決してない。所詮、派遣の人という扱い。そのため、いくら頑張っても大きな仕事を任せてもらえることはないため、仕事に対する目標が失われる。

 

二つ目、これはほとんどの被雇用者なら当てはまると思うが、自分の人生が会社によって決定されてしまうということ。つまりそれは、住む場所、所得といった自分の生活様式/レベルに大きくかかわる要素が会社によって決定されるということを意味する。住む場所の限定は自分の付き合う人やその土地の風土が限定されることになるため、自分の考え方、生活スタイルに影響する。そして、所得の限定はいうまでもなく生活レベル、プライベートな時間の行動の自由度に影響する。会社に勤めるということは人生の中のこのような重要な要素を全て会社にゆだねることになる。

 

三つ目、仕事をする時間に対してもらえる給料が割に合わないこと。週7日のうち5日間勤務しているが、自由な時間は2日しかない。(働いている時間は一日8時間しかないが、翌日の勤務のために早く寝る、通勤にとられる時間、仕事前日に体力的に疲れることができない等実際の勤務時間以上の時間が仕事のために失われているため、仕事がある日は一日仕事のために失われたのと同じことを意味するため。)それだけ多くの時間を仕事に費やしているのに、残された2/7の時間になんでも好きなことができるわけではない。その事実に不満を感じる。

 

これら3つの点は日本で雇われている身である以上、解決することのないことである。

会社を作り、人を雇う立場になる、もしくは独立し個人でお金を稼ぐなどといった、不満点があれば自らルールを変えられる環境を用意する必要がある。



しかし、多くの人はこのことに気づいていながら行動には移さない。

それは人を雇う、ルールを決めるということには責任を伴うからである。それだけ大きな決断を正しく行うにはそれなりの思考力、先を予測する力が必要になる。しかし、その力は時分にはなく自分には到底身に着けられるものではないと諦め、今の仕事にやりがいをみつけようとしてしまうからではないか。

たとえ行動力があり、起業に至ったとしてもやはり、経営者/組織のリーダーとしての力量が伴わないと軌道には乗らないと思う。

 

経営者/組織のリーダーにふさわしい考え方、知識を身に着けることから始めるのが大切なのではと思う。今の世の中で何をしたいか、何が儲かるのかは知識がないと判断できないため、経験のない初心者が一人で事業内容を考えるのは危険であると思う。

 

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このような人間が多く存在するのに、一向に社会の仕組みが変わらない理由について

起業し、リーダーとなった人間からすれば、どういう人間を雇いたいか?どういう環境を作りたいか?

 週5日働くことに不満を感じ、指示された仕事のみを受けることに不満を感じ、行動に移すことでその状況を脱却できるルートが示されていれば、ただ指示を聞き悪い意味で真面目に働いてくれる社員がいなくなってしまう。そのため、現状の職場で幻想のやりがいを感じさせ、これくらいの給料で普通なんだという常識を浸透させてしまうことでそのルートを閉ざし、もっと上の世界があるにも関わらず、そちらには行こうとしない状態を作り出すことができる。指示する人間からすれば、好き勝手不満を述べ、本当はこんなことしたくないんだと独立を考える人間が社内に増えると不都合であるからではないか。独立しようと考え積極的に動く人間は周りから反対されることが多いという。それは経営者や上司からすれば迷惑なことだからだ。自分の指示を聞いて真面目に働いてくれる社員を維持するためには、プライベートな時間をあまり与えず、残業を増やせば、独立向けて勉強しよう、準備しようといった時間をとることを妨害できる。そのうち年齢があがり過程ができればさらに独立を考える人は少なくなる。週5日勤務という状況の維持は部下を自社に維持し、人生の大半を会社の利益のために費やさせることに大きく貢献している。

 

経営者の立場になって考える習慣が重要。それをいずれかは自分が実行できるようにならないといけないのだから。今の世界のこの仕組みはだれが作ったのか?なぜ、不満を感じる人がいても現状を脱出できないのか?それはこの世界、社会を作った人にとって不都合だから。多くの市民は真面目に働き、それなりの消費を行ってくれればよい、余計なことを考え、行動に移されると部下がいなくなるし、統率が取れなくなる。しかし、それなりの生活レベルを保証し、いうことをきかせるのはリーダーの責任そう簡単なことではない。どうすれば信頼し、いうことを聞いてくれるのか?今の社会の傾向は?自ら判断し、説明し、大衆をコントロールする力が必要。

 

健康について

健康について

 

私たちは自分のしたいことを実現するため、毎日考えて生きているがその前提として、私たち自身が健康であることが大前提となっている、そのためいかにして自分がしたいことを実現するかを考えるのと同時にどのようにして自分の健康的な生活を維持するかということについても、真剣に向き合っていかないといけない。

 

 健康そして、昼間の活動の効率を上げるために何が必要かと考えた時にまず思いつくのが食事と睡眠である。

 食事に関してはさまざまな病気の元となる栄養の偏りと塩分の摂りすぎである1人暮らしになるとつい自分の食べたいものばかり食べてしまい、栄養が偏る原因となってしまうそこで自分はどういうた食べ物が好きなのか、どういった食べ物を意識して食べないといけないのかを頭に入れて毎日の食事選びをしていくことが大事である。次に睡眠については正しい睡眠がとれていないと昼間の効率を下げる原因となってしまうため、睡眠に関しては十分な質と量を確保する必要がある。自分の場合、睡眠の質と量を低下させる大きな原因は、夜更かしであると思う。したいことが多くなると、つい寝る時間を後ろにずらして自分のしたいことをし続けてしまうが、遅くまで起きていると徐々に集中力と効率が下がり翌日の1日の活動の効率も下がってしまうため、全体的にはプラスになることは少ない。そのため夜遅くまで活動するよりは、次の日に少し早く起きて朝から効率よく自分のしたいことを進めていく方が自分にとってプラスになる。そのことを頭に入れて夜更かしの防止策としていきたい。

 

 自分のしたいことに熱中しているとつい健康であることのありがたさを忘れ食事や睡眠をおろそかにしてしまいがちであるだろうが、何か自分の体に不調が出てから健康であることのありがたさに気づいたのでは遅い。普段から自分の健康状態に意識を向け体の不調にいち早く気づけるようにしておくべきである。

会社で働くうえで大切なこと

 

 会社は働く人の良いように言ってくるが、あくまで会社の利益になるかどうかが中心になってくる。そのため会社からされている提案がどのような意図をもってされた提案なのかを瞬時に理解し、今何が求められているのかを理解して仕事をこなしていくべきである。さらに、自分がどういった働きを求められているのかなぜこの会社に雇われているのかを常に頭に入れて仕事をしていくべきである。そこを正しく理解できていないと例えいくら自分ががんばっているつもりでも求められていない努力をしたことになり会社からは全く評価されない結果となってしまうであろう。では自分が会社からどのような働きをすることを求められているのかはどうすれば知ることができるのであろうか? 1つ考えられるのはその会社ではどのような先輩や上司が評価されているのかを知ることが近道だろう。また会社や上司の立場に立って考える視点を持つために普段から相手の立場に立った行動を心がけていこうと思う。

 これらは全て当たり前のことであるが、独立して個人で何か仕事を行っていくときは今の社会からどのようなことを求められているのかどのようなことが必要なのかを自分で考え行動していくための訓練にもなっていると思う。別の記事にも書いたが、自分のしたい事がない人は他人のしたいことの手助けとなるような仕事をするしかなくなる。それが嫌なら自分自身がしたいことをはっきり持ち周りの人を引っ張っていけるだけのエネルギーが必要となる。身の回りで自分のしたいことを語り、それに協力してくれる人を集めることに成功している人は会社の上のほうに行ってるはずだろうから、その人たちの考え方を学んでいき、自分のしたいことの実現につなげていきたい。