したいことの見つけ方

自分のしたいことは一体何だろう?

 これまで自分はこの世の中で活躍していくためには、どのようなことが大切なのかをずっと考えてきた。その考え方はどの分野に行っても重要な普遍的なことであると思う。そこまで考えを進めたところで次に考えるべきことは自分はどのような分野で活躍することを目指すのかを考え、早く実行に移すことが大切である。そうしないとせっかくこれまで考えたことが完全に無駄になってしまう…。

 

上のタイトルに戻るが、では自分のしたいことは一体何だろう?

 それは既に自分の今関心のある事柄、お金や時間を費やしている事柄を考えてみれば見えてくるのではないかと考えた。今は研究室に所属しているが、何時まで研究室に残るのか帰ってからの時間をどのように使うのか?休みの日はどのように過ごすのか?は完全に個人の自由である。そこにその人のその時の興味・関心のある事柄などの個性が現れる気がする。物理的には研究室での研究にさらに役立てるような勉強をすることだってできる。

 

しかし、その人の中での優先順位が低ければ、より優先度の高い事柄に費やすお金や時間はそちらに回されていくため、勉強に時間は最低限しか割くことができなくなる。自由に使える時間にしていること・したいことを考えてみればいいと思う。それが今その人の本当にしたいことであると思う。もし、今会社でしている仕事、大学での研究が本当に自分のしたいことであれば帰宅してからの自由時間もそちらでの活動につながるような行動をとるはずである。しかし、そうでなければ、いかに仕事・研究室に割く時間を短くし、自分の自由時間を多くとるかを考えるようになる。

 

どのように見つけるのか?

 そもそも自分のしたいことなのだから、何がしたいのか考えないといけないのもおかしい。考えないと出てこないようならそれは本当にしたいことではないと思う。それにしたいことなら自分の中での優先順位としてはかなり上位に来るはずである。そういったものなら既に何かの行動に移している可能性が高い。そのため、自分のしたいことは普段の自分の自由な時間をどのように過ごしているのかを思い浮かべてみることが一番の近道ではないかと思う。

 

 それでも、何がしたいのか考えないといけない場合は今は自分にとって本当にやりたいことに出会えていないので、今少し興味があって取り組んでいることに加えて、周囲からいろんな情報を集め次々に新たなことに挑戦してみることが大事であると思う。年齢が上がるにつれて、したいと思ったことを現実のものとすることは困難になってくるためできるだけ早い段階で見つけておくことが重要となるのは言うまでもない事実である。そのため、選り好みせずに短期間でできるだけ多くのことに挑戦してみることが大切である。自分のしたいことは自分の経験したことのある事柄の中からしか選ぶことができないため、挑戦した事柄が少ないとより少ない範囲からしか選ぶことができなくなってしまう。いくつか経験した中から自分のしたいことはなんだろうといつまでも考えていてもその答えが出てくることはないような気がする。考える時間も大切だが、したいことは?と聞かれてすぐに答えられないうちは新しいことにどんどん挑戦してみるべきだと思う。